♪♥ この教材は,高校数学の基本問題のうち,指数法則のバックアップファイルです. ♫♣ 元の教材が機器や通信トラブルで読めないときに,こちらを使ってください.なお,学習の記録は付いていません. |
この教材のレベルは,高等数学Ⅰの教科書のレベルです.応用的な内容を期待される方は,他のページを見てください.
数学Ⅰを初めて学ぶ人や長年の空白期間の後に復習したい人など,初歩から学び直す読者を想定しています. 1. 指数法則
このページで扱う指数法則は,指数m, nが正の整数の場合に限ります.mやnが,0,負の整数,分数などでも同じ形の指数法則が成り立ちますが,その解説は数学Ⅱの指数法則を見てください.
nが正の整数のとき,文字をn個掛けたものをのn乗といい,で表す.このとき,nをの指数という.をまとめての累乗という.
n個
【例】
2個3個
4個
5個
特に,指数を省略した場合,は
を表す. |
【指数法則】
m, nが正の整数のとき ・・・① ・・・② ・・・③
(解説)
①← この指数法則は ・・・① と書くこともできます. 【例】 【危険な落とし穴1】 次のような間違いに注意してください. 指数の掛け算にはならない 指数の掛け算にはならない (①の証明)
m個
n個
m+n個 このように,を指数の定義にしたがっての積で表すと,合計m+n個の積になるから,に等しくなる.
「を指数の定義にしたがっての積」に直して考えるという作業を一度はゆっくり確かめて置くことが重要です.この作業を飛ばして,公式の暗記だ!と急いでしまうと,「掛け算」に目が行って,短絡的な間違いが起こりやすくなります.
【危険な落とし穴2】
次のような間違いにも注意してください. |
次の式を計算してください.
【問1.1】
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【問1.2】
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【問1.3】
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【問1.4】
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【問1.5】
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【問1.6】
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【問1.7】
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2. 補足説明
このページで扱う事柄は,中学校2年の数学で習った内容の復習になっています.
ただし • 中学校の数学で,指数m, nが正の整数の場合に限られることは同じです. • 中学校の教科書では「指数法則」という用語を使わず,単項式の乗法・除法と言うのが普通です. • 割り算もあり,割り算は分数で表します.(この場合,割る式の方が次数が高いとき,数学Ⅰまでは,分数のまま答える.数学Ⅱになれば負の指数も使います)
【単項式の乗法・除法】・・・中学校の復習
以下の問題は「(A) 割り算を含む計算」「(B) 中学教科書レベルの計算」の追加問題です.
m, nが正の整数,a, bが正の数のとき ・・・① ・・・② ・・・③ ・・・④ |
(A) 割り算を含む計算
(注意)
中学校1年の時に,文字の間にある「掛け算」の記号(×)は,省略できることを習います. 【例1】 しかし,「掛け算」の結果としてできた「積」は1つの数になり,割り算を含む計算の中で のように「掛け算に戻す」と間違いが起こるので,要注意です. 【例2】 ←間違い ←正しい ←間違い ←正しい ■要約■ 「掛け算する前は2つの数」でも「積」は1つの数になる.他の掛け算や割り算の中に「積」を入れるときは、かっこ( )を付けるとよい. |
次の式を計算してください.
【問2.1】
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【問2.2】
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【問2.3】
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【問2.4】
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【問2.5】
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(B) 中学教科書レベルの計算
このページの問題が難しいと感じる場合は,次の中学校2年数学の教科書レベルの問題から練習してください
【問3.1】
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【問3.2】
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【問3.3】
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【問3.4】
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